明治大学マンドリンクラブ第59回松山定期演奏会

緞帳が上がり演奏者の姿を見たとたん、

「あ、なんて可愛い子達なんだろう」と思ってしまいました。
その筈ですよね。私の孫と同じ年齢なんですから。
でもその可愛い子達の素晴らしい演奏にすっかり引き込まれていきました。
クラシックからポップス、タンゴ、マンボまで。

 

二部のゲストは菅原洋一さんでした。
「私は83才、ペギー葉山さんと同い年です」(ホォ~~と観客から)
「ここだけの話ですけど」(笑)

 

「松山には素晴らしい歌手、秋川雅史さんがいて私の後輩なんです。
彼は若く堂々と歌いますね」

ここで優しく、「ピアノさんお願い」と伴奏を。
千の風に乗っての最初のフレーズを秋川さんらしく大きく歌って。
次に菅原さん自身の歌い方で。
それは年齢をを重ねたからこそ醸し出される雰囲気、
優しく、包み込むような、品格のある佇まい。
そして83才でなお素敵な男性的魅力に溢れた人。
最後に歌われた「愛の賛歌」はホール全体を魅了しました。
80才を過ぎても内面の魅力的な人でありたい。
とても手の届かないことではあるけれど、そう思うだけでも最終章の人生が
豊かなものになるのではないかと・・・
そんなことを感じさせてくれた菅原洋一さんでした。

 

 

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